コラム

AI電話サービスの選び方|比較すべき7つのチェックポイントと確認する質問

AI電話サービスを比較するときのチェックポイント(用途・料金体系・会話品質・記録と分析・接続と運用)を並べた図解
AI電話サービスの比較は「用途 → 料金体系 → 会話品質 → 記録と分析 → 接続と運用」の順に見ると、条件を揃えて検討できます。
結論

AI電話サービスは月額の数字だけでは比較できません。課金単位(分・件数・クレジット)が各社で異なるため、まず用途(受電か架電か)と想定通話量を決めてから、同じ条件で月額換算して並べます。そのうえでデモで実際の音声を聞き、通話後に残る記録(録音・文字起こし・結果の集計)を確認するのが、導入後の失敗を減らす最短ルートです。

比較の前に「用途」と「通話量」を決める

AI電話サービスの検討でつまずく原因のほとんどは、比較の前提が揃っていないことです。用途と通話量が決まっていないと、各社の料金表を並べても意味のある比較になりません。

まず次の3点を決めてください。ここが決まると、候補は自然に絞られます。

  1. 用途:受電(かかってきた電話への対応)か、架電(こちらからかける営業・追客)か、その両方か。受電専用・架電専用のサービスもあります。
  2. 想定通話量:月間の通話件数と、1件あたりの平均通話時間。料金比較の前提になります。
  3. 電話番号の扱い:新しい番号を発行するか、既存番号にかかってきた電話を転送するか。

比較すべき7つのチェックポイント

候補が絞れたら、次の7点を各社に同じ質問で確認します。「見落とすとどうなるか」まで併記しているので、優先順位づけの参考にしてください。

チェックポイント確認する質問見落とすとどうなるか
1. 用途の範囲受電・架電のどちらに対応しているか。両方を1つの契約で使えるか導入後に「架電は非対応」と判明し、別サービスを追加契約することになる
2. 課金単位何に対して課金されるか(通話時間・件数・クレジット)。不在・留守電・転送後の通話は課金対象か月額は安く見えても、実際の通話量では想定を超える
3. 会話の自然さと応答速度デモで実際の音声を聞けるか。相手が話し始めたときにAIは話すのをやめるか不自然な間や発話の被りで相手が電話を切り、通話が成立しない
4. 対応できる用件の幅想定外の質問にどう応答するか。人への引き継ぎ(転送)はできるか定型外の用件がすべて取りこぼしになる
5. 記録の残り方全通話の録音・文字起こしが残るか。結果を段階別に集計できるか改善の手がかりが残らず、成果が運任せになる
6. 既存環境との接続既存番号を転送できるか。カレンダーやCRMと連携できるか番号変更の告知など、想定していなかった作業が発生する
7. 運用の自由度と契約条件トークスクリプトを自社で変更できるか。最低契約期間・解約条件はどうなっているか修正のたびにベンダー待ちになり、改善の速度が落ちる

料金体系の見方

AI電話の料金は、月額固定・通話時間による従量課金・件数課金・クレジット制など、サービスごとに設計が異なります。価格帯にも幅があり、小規模向けから大企業向けまで一般的な相場は広く分布しています。ここでは特定の他社の金額は挙げず、比較を成立させるための手順だけを示します。

  1. 課金単位を揃える:各社の単価を「1分あたり」または「1件あたり」に換算する。
  2. 自社の想定通話量を掛ける:月間件数 × 平均通話時間で、実際に発生する月額を試算する。
  3. 課金対象外の扱いを確認する:不在・留守電・無効番号・担当者への転送後の通話が課金されるかは、実際の請求額に大きく影響する。
  4. 月額以外の費用を足す:初期費用、電話番号の費用、オプション費用、最低契約期間の縛りを含めて総額で見る。

特に見落としやすいのが3番目です。営業架電では不在や無効番号が一定割合で発生するため、その扱いによって同じ通話件数でも請求額が変わります。

選定でよくある3つの失敗

1

月額だけで比べる

課金単位が違えば月額は比較になりません。自社の通話量で月額換算してから並べます。

2

音声を聞かずに決める

電話は音声がそのまま成果に直結します。資料や機能一覧ではなく、必ずデモで実際の応答を聞いてください。

3

記録・分析を後回しにする

録音と文字起こしが残らないと、なぜうまくいかないのかが分かりません。改善ループが回せる設計かを最初に確認します。

デモで確認したい質問リスト

短時間のデモでも、次を聞くだけで各社の設計思想の違いが見えます。

  • 相手が話し始めたとき、AIは話すのをやめますか(割り込みへの対応)。
  • 想定していない質問をされたとき、どう応答しますか。人に引き継げますか。
  • 通話後にどんなデータが残りますか(録音・文字起こし・結果の分類)。
  • 結果は「受付で断られた」「担当者に取り次がれた」のように段階別に集計できますか。
  • トークスクリプトの修正は自社側でできますか。反映までどれくらいかかりますか。
  • 既存の電話番号からの転送に対応していますか。

アポトレールの場合

アポトレールは、受電と架電の両方を1つの契約で使えるAI電話SaaSです。上の7項目に沿うと次のようになります。

  • 用途:受電(24時間の一次対応・担当者への転送)と架電(新規開拓・追客・日程調整)の両方に対応。
  • 課金単位:クレジット制で、受電・架電に共通のクレジットを自由に配分できます。受電のAI受付は0.7クレジット/分、架電のAI会話は1.0クレジット/分(携帯 070/080/090/050 への架電は2.0クレジット/分)、担当者への転送後の通話は0.15クレジット/分です。
  • 記録:全通話を録音・文字起こしし、受付突破率や突破後の結果を指標として確認できます。
  • 接続:既存番号からの転送を前提とした設定に対応しています。
  • 料金:ライト 月額74,800円(750クレジット・同時1回線)/スタンダード 月額198,000円(2,000クレジット・同時3回線)/プレミアム 月額598,000円(6,000クレジット・同時5回線)。初期費用0円、月単位で解約可能です(表示価格は税込)。

自社の通話量でどのプランが妥当かは、月間件数と平均通話時間が分かればその場で試算できます。無料相談でお伝えください。

よくある質問

AI電話サービスを選ぶとき、最初に決めるべきことは何ですか?
用途です。受電か架電か、その両方かで候補が変わります。受電専用・架電専用のサービスもあるため、用途が決まらないまま比較しても条件が揃いません。次に、月間の想定通話件数と平均通話時間、電話番号を新規に用意するか既存番号を転送するかを決めておくと、料金比較の前提が揃います。
AI電話の料金はどこを見て比較すればよいですか?
月額だけでなく「何に対して課金されるか」を見ます。通話時間・件数・クレジットなど課金単位が異なると、月額の数字だけでは比較になりません。自社の想定通話件数と平均通話時間を掛けて月額換算し、同じ土俵に揃えてください。あわせて、不在・留守電・転送後の通話が課金対象かどうか、初期費用、最低契約期間、解約条件も確認します。
デモや無料相談では何を確認すべきですか?
実際の音声を聞くことが最優先です。応答までの間が不自然に長くないか、こちらが話し始めたときにAIが話すのをやめるか、想定外の質問にどう応答するかを確認します。あわせて、通話後にどんな記録が残るか(録音・文字起こし・結果の集計)、トークスクリプトを自社側で変更できるかも確認しておくと、導入後の運用イメージが具体的になります。
AI電話は既存の電話番号のまま使えますか?
サービスによって異なります。新しい番号を発行して使う方式と、既存番号にかかってきた電話を転送して使う方式があります。今の番号を告知物や名刺から変えたくない場合は、転送設定に対応しているかを事前に確認してください。アポトレールは既存番号からの転送を前提とした設定に対応しており、転送設定の手順を案内しています。

自社に合うプランを相談する

月間の通話件数と平均通話時間が分かれば、その場で月額を試算します。30分程度のオンライン相談です。

日程が合わない場合やご質問のみの方はこちら

メールでお問い合わせ →